2023年9月ラスベガス｜ブラックジャックの現在

久々にラスベガスに行ってきました。
ブラックジャックの環境が、最近厳しくなったと聞いていましたので様子を見てきました。
いやいや（汗）思った以上にプレイヤーが不利なことになっていて、ちょっとびっくりしましたので主な内容をお知らせします。

ブラックジャックテーブルのレートチェック

まずはブラックジャックのレートですが前に比べてやはり上がっている印象です。ストリップ界隈のホテルではミニマムが15ドル、ダウンタウンでは5ドルでした。どこも安いテーブルがあるのは早朝から午前中ぐらいまでです。昼過ぎくらいからレートは上がってきます。テーブル数ですが一番レートの低いテーブルはだいたい4つ前後がオープンしている感じです。

今回はBELLAGIOに宿泊しましたのでVIPエリアも見てきました。BELLAGIO「Club Prive」でミニマム300ドル～500ドルで、マキシマムは10,000ドルでした。以前はVIPでもミニマム100ドルのテーブルがありましたが今はレートが上がっているようですね。もっとも以前訪問したのは10年以上前ですが（汗）ちなみにダウンタウンのゴールデンナゲットのVIPエリアは100ドルのテーブルがありました。ダウンタウンのがまだ良心的ですね。

ブラックジャックの払い出しが1.2倍に

ブラックジャックにおいて初めの2枚が配られた時に21となった場合は、Blackjack（役）となり、1.5倍（BLACKJACK PAYS 3 TO 2）の支払いが受けられるルールが一般的です。例えば＄１０をベットしていた場合にBlackjackになると、＄15のが支払われるというわけです。

ところが、、、
今のラスベガスのブラックジャックテーブルにはなんと！払い出しが1.2倍（BLACKJACK PAYS 6 TO 5）になっているテーブルがありました。このルール改悪はプレイヤーにとってはかなりのダメージなので、例えレートが低いテーブルでも絶対にプレイしない方が賢明です。テーブル上に記載のBLACKJACK PAYS 3 TO 2と書いてあるテーブルでプレイしましょう。

ディーラーのソフト17はヒットが主流

現在では世界中のカジノの主流となりつつあるのが、「ディーラーソフト17でヒット」のルールです。ラスベガスも例外ではなくしっかりテーブル上に「Dealer Must Hit Soft 17」と書いてありました（汗）これはハウスエッジが0.215％上がり、ディーラーが有利になるということです。

サイドベット祭りｗｗ

そもそもブラックジャックをプレイされている方なら理解していると思われますが、サイドベットはしない方が賢明です。的中すると瞬間的には儲かった気になりますが、長くサイドベットをていると必ず期待値は下がっていきます。

ラスベガスでは、Buster Blackjack（バスターブラックジャック）とFortunes Blackjack（フォーチュン ブラックジャック）が採用されていました。私は主にMGM系のホテルでプレイしますので、他のカジノでは違う可能性がありますが、なんとなく流行りのサイドベットと言っても良いでしょう。

賢明は皆さんはサイドベットはされないと思いますが念のため簡単にご説明します。

Buster Blackjack

バスターブラックジャックは、ディーラーがバーストする事に賭けるサイドベットです。ペイアウトは、ディーラーが引いたカードの数によって決まります。ディーラーハンドのカードの量が多ければ多いほど配当も高くなります。なお、ディーラーがバーストしなければサイドベット分のチップは没収されます。

Fortunes Blackjack

フォーチュンブラックジャックは、プレーヤーの最初の2枚のカードとディーラーのアップカードに基づくサイドベットです。合計19～21が勝利となりますが、金額は正確な合計と構成によって異なります。聞き覚えがあるかもしれませんが、Lucky Luckyと同じです。唯一の変更は名前と配当表です。